世界のオカヤドカリ

世界ではオカヤドカリ類が17 種分類されている。

以下のデータはオカヤドカリの体色、体の特徴、大きさなどの種差からそれぞれの種を紹介したものです。これを参考にすれば、より各種の特徴が見分けられるようになるでしょう。データはサイトや書籍の資料と自分の観察よりまとめたものです。

「朝倉彰., 2004. ヤドカリ類の分類学,最近の話題-オカヤドカリ科」により、オカヤドカリ類を形態的に見わけるには、よい指標となるものがいくつかある。1つは左鉗脚の形態で、オカヤドカリ類は常に左側の鉗脚が右側により大きいのであるが、その掌部に斜向顆粒列があるかないか、ということがある。また同じ掌部の上縁に毛束があるかどうかも良い指標である。またオスの第5脚底節の生殖器の形も重要で、種によって精管の形がさまざまである。さらに左側の第3脚の形態は種によって特徴的である。それらにも増して重要なのは、生時の色彩であり、慣れてくると色彩だけでかなり種を識別することができる。

※ 写真を提供した皆さんに感謝いたします。

※ 内容は英語なのでご了承してください。

Coenobita perlatus

サキシマオカヤドカリ

 

Coenobita rugosus

ナキオカヤドカリ

 

Coenobita brevimanus

​オオナキオカヤドカリ

 

Coenobita cavipes

オカヤドカリ

 

Coenobita purpureus

ムラサキオカヤドカリ

 

 

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